DSpace width= university logo mark
Japanese | English 

KURA > F- 5. 国際基幹教育院-外国語教育系(旧 外国語教育研究センター ) > f-5 20. 紀要 > 言語文化論叢  > 16号 >

全文を表示する

ファイル 記述 サイズフォーマット
AA11128602-16-129-151.pdf1.09 MBAdobe PDF
見る/開く
タイトル: 緊張とネガティブな情動が怠学行動に及ぼす影響 : General Strain Theory の分析的妥当性
その他のタイトル: Strain, Negative Emotions, and Academically Evidence from Japanese College Students
著者: 小林, 恵美子 link image link image
Kobayashi, Emiko
発行日: 2012年 3月31日
出版社(者): 金沢大学外国語教育研究センター = Foreign Language Institute Kanazawa University
雑誌名: 言語文化論叢 = Studies of language and culture Unmotivated Behavior:
ISSN: 1342-7172
巻: 16
開始ページ: 129
終了ページ: 151
キーワード: General Strain Theory
ネガティブな情動
怠学行動
negative emotions
academically unmotivated
抄録: Robert Agnew(1985, 1992, 2001, 2006)のGeneral Strain Theory は,ポジティ ブな価値ある目標の達成を妨げられるほど,そして,日常生活においてポジテ ィブな刺激を奪われたりネガティブな刺激にさらされたりするほど,怒りに代 表されるネガティブな情動が引き起こされ,その結果,逸脱行動を行うという 基本定理を提唱している.しかし,先行研究の大半は欧米諸国,特に米国にお ける犯罪行為発生に対する緊張とネガティブな情動の役割について検討してい るため,General Strain Theory がグローバル,かつ,幅広い逸脱行動に適用でき るかどうかは明らかにされていない.さらには,理論の中心概念である緊張の 3 つの要因を適切に操作,尺度化していないという手法的欠点のため,緊張が 逸脱行動に影響するプロセスは十分に理解されていない.本研究は,日本人大 学生のデータを用い,学生の本分から逸脱した怠学行動に対して緊張がもたら す効果がネガティブな情動によって媒介されるかを検討した.本研究では,理 論上重要な独立変数となる緊張の要因を定義にしたがって操作,尺度化し,理 論の基本定理から導かれる以下2 つの仮説が支持されるかどうかを検証した: (1)緊張はネガティブな情動を引き起こす,(2)緊張はネガティブな情動を媒 介して怠学行動を引き起こす.日本人大学生を対象に質問紙調査を実施し,433 名から寄せられたデータを重回帰分析したところ,仮説1 の妥当性を示唆する 結果が得られた.また,ポジティブな価値ある目標の実際の達成レベルが達成 見込みを下回っているほど怒りが生起・強化され,怠学行動は起こりやすいと いう仮説2 と整合する結果が得られた.一方,ストレスフルなライフイベント は,怠学行動に直接影響を及ぼしていることが明らかにされた.この結果は, 仮説2 を反証するものであり,緊張が逸脱行動にもたらす効果はネガティブな 情動によって媒介されないことを示唆している.General strain theory developed in and tested primarily in the United States links three sources of strain, including failure to achieve positively valued goals, removal of positively valued stimuli, and confrontation with negatively valued stimuli, to negative emotions and then to crime and other forms of deviance. In previous studies, direct tests have focused on crime, which is a serious form of deviance, and have used measures of strain, which do not closely correspond with the theoretical definitions. With academically unmotivated behavior as the dependent variable, the present article introduces evidence for more general strain theory hypotheses by employing measures of strain consistent with the theoretical definitions and analyzing data from a sample of Japanese college students. The analysis provides mixed support for the hypotheses.
URI: http://hdl.handle.net/2297/30522
資料種別: Departmental Bulletin Paper
版表示: publisher
出現コレクション:16号

このアイテムを引用あるいはリンクする場合は次の識別子を使用してください。 http://hdl.handle.net/2297/30522

本リポジトリに保管されているアイテムはすべて著作権により保護されています。

 

Valid XHTML 1.0! DSpace Software Copyright © 2002-2010  Duraspace - ご意見をお寄せください